200ｇ程の小ぶりのリンゴで、完熟すると真っ赤な表皮が保存性を高めるワックス成分を多く分泌し表面が少しベタつきますが、軽くふき取ると鮮やかに赤く艶めきます。

香りと酸味が持ち味で、果肉は緻密でしまりがあり煮込んでも煮崩れしにくいので、タルトやパイ、ジャム等、お菓子作りなどにも利用されます。

生のまま食べると甘酸っぱくて濃厚な味がし、皮には栄養もあるので丸ごと食べるのもお勧めです。

「りんごの中の王様」と命名された、やや縦長で黄緑色の果皮が特徴の品種です。

サイズは300g前後で、やや硬めの果肉は緻密で多汁、甘さが強く酸味は少なく、特徴的な良い香りと、サクッとした軽い食感が特長です。

貯蔵性にも優れており、表面の小さな果点と茶色いヒビ状の「サビ」も特徴の一つですが、ザラザラしているものは甘味が強くておいしいとされています。

大きさは300～400g程で蜜が入りやすく、黄白色で果汁は極めて豊富、バランスの良い強い甘味と適度な酸味で、香りも確りしています。

歯触も良く、心地よくサクッとかじってシャキシャキ食べれる人気の品種です。

貯蔵性が高いのも特徴で、低温庫での保存だと半年以上品質を保てるとも言われますが、過熟したものは煮崩にご注意ください。

ワックス成分を分泌し表面が少しベタつきますが、保存性を高める蜜なので艶出しは食べる直前をお勧めします。

大きさは300～400g程、果皮はきれいな赤色、甘味の中にほどよい酸味があり、果肉は少し柔らかめで果汁がたっぷり、香りも良くて風味豊かです。

糖度が14～15％程と甘味が多いのに酸味は穏やかなので、誰にでも好まれ、柔らかい甘みが前面に感じられるので酸味が苦手な人にもお勧めの品種です。

育て方が難しく生産地が非常に少ないとても珍しい品種です。

大きさは300～350g程で果皮は鮮やかな紅色、糖度は15～16度程と高く、酸味は非常に弱く後からほのかに酸味を味わえるような爽やかな風味です。

とても良い香りがし、歯ざわりも良く、濃厚な甘みを確りと感じることができます。

果肉は緻密で蜜が入り果汁たっぷりでとてもジューシーで、食感も柔らかくお子さんにも食べやすいさっぱりした味です。

枝変わりと言われる「ふじ」の突然変異などで生まれた品種で、見た目も味も「ふじ」と似ていますが、約1か月程度早く収穫できるため「早生ふじ」と呼ばれます。

代表的な品種名としては「弘前ふじ」「ほのか」「紅将軍」「昴林」「涼香の季節」「やたか」などが挙げられます。